涙の記憶を、愛と優しさに。
2019年、今だから伝えられること。
伝えたいこと。
1年前に想像してた2019年とは本当にかけ離れた1年でした。
私事で言えば、学生から社会人となった年。世間では、31年間続いた平成が終わり、令和となった年。
人の怖い部分も悲しい部分も触れて、人の温かさや愛しさにもその分触れて、たくさん苦しいことや辛いことがあって、それを乗り越えて今があって...だなんてね。
それもそうなのだけれど。そんな綺麗な言葉で片付けたくないほど、私の人生で最大級の苦しみや悔しさを経験した2019年でした。
4月、新社会人のスタート共に渡されたカードは、生死の2択を示すそのものだった。
"新人だから"で許されるほど世の中が甘くないことも、そんな業界に就職したつもりもなかったから、覚悟はしていたけれど、そこは、そもそも"人"として"人"が息をしていない場所だった。暗く、黒く、全てが冷えきっていて、愛なんてなく、氷河期のようなそんな場所だった。
神様は乗り越えられる試練しか人生の中で渡してこないと誰かが言っていたけれど、この時ばかりはお願いだから今すぐ辞めてくれと強く強く祈った。
1歩踏み出したら楽になるのならば、もう黒く暗く永遠に朝日が見えなくなってもいいとまで思った日もあった。
あの時逃げ方を1歩でも間違っていたら、多分というか確実に今私はここに存在してない。あの時、手を差し伸べてくれた愛がなければ、私は息すらしていなかったし、星にもなれず、きっと暗闇で息も出来ずさ迷ってたと思うと、今でも震える。
"仕事を辞める"ってね、言葉で言えば簡単。ブラック企業ならやめて次に行けばいいって、言葉に、横文字にすることは、簡単。けれど、その1歩はとてもとても重く勇気のいる怖い1歩でもあることを私はまた学んだ。これは、経験しなければ分からないことだとも思う。
そんな真っ黒で真っ暗な時間を過ごし、たくさん泣いて悩んで苦しんで乗り越えたからこそ、今後の理不尽なことや嫌な気持ちになることがあっても、きっと今年の出来事を思い返したらそんなのちっぽけに感じるんだろうなぁと思えるくらいの1年になったと思う。
この1年を通して、今の私が伝えられること。それは、諦めなければ夢は叶うとか 、努力は必ず報われるとか 、そんなことは言いたくないし思ってもない。努力は時としてしっかりと人を裏切るし、叶わない夢だっていくつもあると思う。けれど、あなたにはあなたのことを大切に思ってくれてる人がいて見てくれている人は必ずいるっていうこと。
楽しいより苦しいがテーマだったって思っちゃうくらいの2019年だったけれど、それでも、そんな1年間だったからこそ人の優しさやあたたかさや愛しさに今まで以上に感謝でき感じるようになってそれはそれで幸せだなと今は思ってます。
こんな私を抱きしめてくれる人がいて、私のために涙を流してくれる人がいて、愛で包み込んでくれる人がいて、会いに来てくれる人がいて、話してくれる人がいて、受け止めてくれる人がいて 、、
そのひとりひとりが私にとっては大切でとてもとても大好きです。胸いっぱいのありがとうを伝えたいです。
人は愛は愛で返したくなり、憎しみは憎しみで返したくなる。その言葉の通りだなと思う。
だから私は2020年は誰よりもたくさんの愛を今まで以上に伝えられる人に、そんな年にしたいです。そして何よりお仕事を頑張る1年にしたいです。
誰に対しても分け隔てなく、愛を素直に伝えられる大人になりたい。
2020年がたっくさんの愛で溢れ 、笑顔と幸せでいっぱいの1年になりますように。
2019年、たくさんの愛をありがとう。
たくさんの人が幸せと笑顔と愛で胸がいっぱい溢れる2020になりますように。
良いお年を 、
with love.
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