8月31日の夜に。
8月31日の夜。毎年この夜は、胸のどこかがざわめき、祈り、願い、胸がギュッと痛くなる。
数年前同じタイトルでブログを更新した。あれから数年、数年経った私が今伝えたいことを、等身大の私の言葉で綴りたい。
今、8月31日の夜という言葉を知っている人はどのくらいいるのだろうか。もしも、これを読んでくれているあなたが知らなかったら、是非インターネットで調べて見て欲しい。今も尚、現在進行形で綴られている彼らの彼女たちの言葉にどうか耳を傾けてほしい。そして、そこで声を出してくれた彼ら彼女たちは、その声に耳を傾けている大人が画面越しにでもいることを忘れないでいてほしい。
君は、1人じゃないからね。手を伸ばせば絶対、話を聞いてくれる人が、聞いてくれる人がいるっていうこと。それだけはね、知っていて欲しいと思うの。そして、これは学生だけでなく大人の世界でも同じ。子供とか大人とか世代とか、そういうのは何も関係なく、生きてる私達みんなの話。
私は私の価値観でしか物事を捉えられないし、寄り添うことも出来ない。それはあなたもそう。みんなそれぞれ自分の物差しでしか物事を測ることも見ることも寄り添うこともできない。時にその現実が残酷だなと心苦しく思う時もあるから、私はあまりそのモノサシに頼りたくはないと思ってはいるけれど、どう頑張っても結局は自分の経験値で得た価値観とモノサシでしかどうにもできないこともある。
それでも...。それでもね、それを理解していても、あなたに知っていて欲しいなって思うことはあるの。
もちろん、強要はしたくない。でもね、それでも、知っててほしいなって思うこと。
それは、あなたは"愛されている"ということ。
どんな人でも、どんな生い立ちでも、絶対にあなたは愛されてるの。絶対に。
今息をしているのなら、それが証拠。
それだけはね、忘れないで欲しいと思うの。
どんなに苦しくてどんなに息が詰まりそうになったとしても、あなたを愛している人は必ずこの世界にはいるから。それは不特定多数でも大人数でもないかもしれない。でもね、必ずいるの。
正直、誰もが生まれてくる時に喜ばれるわけじゃない。望まれないで生まれてくる子も、生まれてきたけど親に捨てられる子もいくらでもいる。きっと多くの人は親に愛されて育つのかもしれない。けれどそうじゃない人だってたくさんいて。生い立ちはそれぞれみんな違う。育つ環境も違う。それでも、そんな環境や立場の中で、それぞれの苦しいことや辛いことは生きていたらきっとあって...。私もある。息するのですら精一杯だった夜だってある。だからね、きっと、生い立ちや周りの取り巻く環境問わず、自分は何のために生まれてきたんだろう、生きてる意味があるんだろうかって、人生の中で思うことって誰でもあると思うの。そんな時にあなたがもし誰の愛情も...もし思い出せなかったらね、私が生まれてきてくれてありがとうって抱きしめたい。心からとびっきりの愛情をあなたに伝えたい。愛されてるんだ、って自覚せずには居られない程の愛を伝えたい。
「助けて」と声に出していいの。思いっきり泣いて、思いっきり叫んで、SOSを出していいの。カッコ悪くなんてない。むしろカッコイイ。私は、全部受け止める。もしあなたが「助けて」と私に声に出してくれた時は、私が全力で私のできる限りの全てで抱きしめる。
頼りたいときは頼っていい。つらいときはつらいって言っていい。そんなに急いで大人になろうとしなくていい。いや、大人も同じか。無理に大人を演じなくていい。10代も20代もその先だって変わらない。生きてたら、絶対どうしようもない時もある。出会ってしまうから...。毎日が悩みもなく幸せハッピーです、だなんて人はきっと世界中どこ探してもいない。悲しいけれどこれが現実。大人になると隠すのが上手くなる人が増えるから、1人で戦わないといけないみたいな空気感が存在するのかもしれないけれど、別に1人で戦う必要なんてない。頼りたい人に頼っていいし、抱きしめてほしい人に抱きしめてもらっていい。泣いたっていい。それはもう、大人も子供も関係なく、生きている私たち全員に共通して与えられている権利なんだよ。
本当だよ。誰だっていつかは、1人きりで真っ直ぐ立てるようになる日が来るから。たくましく歩ける日が来るから。だけど、別に常に1人きりで戦う必要も歩いていく必要もないの。無理しなくていい。焦らなくていい。もしも周りがそうさせるのなら、私の前だけでも子どもでいたらいい。泣いていい。「あのね、」って話してくれていい。頼ってくれていい。なんなら、遠慮なく何でも何時でも話して欲しいし、頼って欲しい。あなたが私を求めてくれたら、私はあなたのためならどこにだって飛んでくよ。嘘じゃないよ、本当だよ。だけど、逆に私も時にぐちゃぐちゃになって、泣きたくて、息が詰まりそうになる時もあるからさ... そんな時はあなたを頼ってもいいかな?泣いてもいいかな?うぅん、違うね。ごめん、その時は私もあなたを頼らせて欲しい。頼らせてください。その時はそばにいて欲しい。その時は抱きしめて欲しい。
無理やり私に話してね、とは言わない。思ってもいない。あなたが話したいと思う人に話したらいい。頼りたい人に頼ればいい。だけど、忘れないで欲しいの。1人じゃないよってこと。愛されてるんだよってこと。あなたを大切で大切で大切に思ってる人がちゃんと生きているんだよってこと。あなたは助けを求めれば絶対、聞いてくれる人がいるっていうこと。それだけはね、知っていて欲しいなって思うの。
お節介かもしれないけど、私は伝え続けたい。忘れないでほしいから。ひとりぼっちだなんて思わないで欲しい。もしそう感じた時が今後あったとしたら、その時はあなたの中で私の存在が本当に少しでもいいから思い浮かんでくれたら嬉しいな。「あ〜、確か私・俺には、愛だの守りたいだの大切だの節々でうるさいヤツがいたな〜!」って(笑)
それぐらいでいい。そのぐらいでいいからさ、本当に少しだけでもいいからどこかで過れたらいいな。どこかでほんの少しでもいいからあなたのいつかの拠り所になれたらいいな。私には遠慮なく「あのね、」っていつでも話してきてほしい。もちろん、嬉しいことも、ね??
どうか、忘れないでね。
忘れないでほしいな。
逃げ出したっていいの。苦しくて辛かったらそこから離れていいの。原因が人ならその人から、環境なら環境から、離れていいの。でもね、そういう所から離れるのも、ものすごくエネルギーのいることだと私は思うから。だからね、そんな時は1人で無理に戦わなくていいんだよ。手を差し伸べて、「助けて欲しい」って、「抱きしめて欲しい」って、素直に遠慮なく頼っていいんだよ。大丈夫。あなたが話したいと思った人は、絶対あなたの味方で絶対的な最強な味方で居てくれるから。
あなたにとってその頼りたいと思った先に私がいたとしたら、私は嬉しい。そしてその時は、私は絶対あなたを私のその時の持っているできる限りの全てで抱きしめるから。ひつこいかもしれないけれど、でも忘れないでね。
私はいつでもあなたの味方だから。なんて言葉で言うだけじゃ、伝わらないか。(笑)
でも、本当だよ。頼りたいなって思った時、話したいなって思った時、そこに私があなたの中でいたら、遠慮なく私のところに来てね。来てくれたら私はその時の私のできる限りの全てであなたを守るから、絶対に。あなたが求めてくれたら私はどこにでも行くよ。嘘じゃないよ。
今日もみんなお疲れ様。
振り返った時に、少しでも心が温まるそんな時間が日常の中に溢れていたらいいな。
あなたも、私も、みんなね??
最後に、これを読んでくれたあなたに。
眠れない夜を過ごしていたら、暗闇の中にいる気持ちになっている日々を過ごしていたとしたら、私は精一杯あなたを抱きしめたい。
よく頑張っているよと強く伝えたい。あなたのすこしの慰めにでもなれたらと強く思う。
もしも、まだ名前も顔も知らない方がここを訪れてくれていたら、是非こっそり連絡してきてほしい。この場を訪れてくれたあなたの力になれたら、なれる事があるのなら、全力で力になりたいと思ってます。
忘れないでね、私はずっとあなたの幸せを願っています。
最後まで読んでくれてありがとう。
今年の8月31日の夜。私は、大切な人達の幸せを祈ります。もちろん私自身も。少しでも日常の中に心地よい時間と環境が、ひとつでも多く広がっていることを祈って。
愛を込めて。
with love.
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